本日、国東半島あいルネサンス連盟主催(大分県、国東市、大分県教育委員会等後援)「第6回 全国夢一文字コンテスト」の結果が届きました。この度、初めて出品させていただきました。


 このコンテストは、往復はがきに、今年1年間の目標を毛筆一文字で書き、その理由(文字と内容)と、宛名等を審査するという珍しいものです。


 今年は、全国から2,077点(2,077名)の出品がありましたが、地元大分県からの出品が多いようです。


 私は今回、いつもとは勝手が違うはがきに書くということで、書き損じの上質紙をはがき大に切って、裏面に20枚ほど練習をしました。


 そして、いよいよ本番!郵便局で往復はがきを5枚ほど購入してきて、躊躇せずに一気に5枚すべてに書きました!


 いくら上質紙に練習したといっても、はがきの紙質と上質紙はまた違い、練習した成果があまり出ませんでした。今思えば、書き損じはがきを見つけて練習すれば良かったかなと思います。


 5枚のはがきの中で、1枚だけ、何とか「人偏」にかすれが出た作品がありました。本当は、「つくり」のほうにもややかすれが欲しかったのですが、残念ながら出ませんでしたね・・・。


 残りの4枚のはがきは書き損じはがきとして郵便局に持って行き、1枚10円の手数料で切手に換えてもらい、他の書道展の出品(郵送)に使いました。なので、手数料分だけ40円が無駄になりました。


 以下、各賞です。



○特別賞〔主催・後援併せて46団体名の各賞〕(72人約3.5%

※賞状、受賞楯、表彰式出席対象、大分空港内出発ロビー展示(第1回)、いこいの村国東展示(第2回)



○金賞(80人約3.9%

○銀賞(120人約5.8%

○銅賞(200人約9.6%

※賞状、賞品、表彰式出席対象、大分空港内出発ロビー展示(第1回)、いこいの村国東展示(第2回)


○入選(210人約10.1%

※大分空港内出発ロビー展示(第1回)、いこいの村国東展示(第2回)


※特別賞~入選まで682人約33%


○選外(約67%)



 そして、今回出品させていただいた作品(はがき)です。


夢一文字(理由)


夢一文字(作品・宛名)



 今回、上記の3面が審査されるとのことです。自分としての各面の自己採点(100点満点中)は、次の通りです。


<理由を書く面>

すべて0.3mmのサインペンで書きましたが、硬筆の文字があまり上手くなく、文字が揃っていません。理由は、まずまずだったと思い、68点です。


<自分の宛名を書く面>

すべて筆ペンで書きましたが、3面のうち一番上手に書けた面だと思い、85点です。


<一文字作品を書く面>

「人偏」のかすれは、文字全体に立体感を与えていると思いますが、「つくり」が黒一色で単調になってしまい、70点です。


 このような自己評価です。



 ちなみに、一文字作品の左下に押してある「雅印」は、近くの美術館にて大変格安で購入した既製品です。しかし、どうでしょう!まあまあよい感じだと思います(*^^)v 今後も小作品(色紙等)に使っていきたいと思います。


 そして、今回、大分県まで「往復はがき」に墨で作品を書いて送ることになっていましたが、かなり遠方なので、万が一汚れたり、天候によっては、墨が水で滲んだら・・・と思い、はがきをセロファンの入れ物に入れ、さらに、80円余分に料金がかかってしまいましたが、封筒に入れて事務局へ郵送しました。


 そうしたら、実施要項に、「必ず消印を・・・」という表記があり、困ったなぁ~(+_+)と思い、事務局に電話をしました。すると、事務局の方が親切にも、すでに地元の郵便局に私のはがきを持って行ってくださり、そこで消印をついてもらい、もう一度、そのはがきをセロファンの入れ物に入れてから、事務局まで届けてくださいとのメッセージを郵便局員の方にお願いしてくださったとのことを伺いました。とてもありがたかったです!


 そして、その事務局の方と、しばらく電話でお話をさせていただきましたが、とても素敵な方で、良い気持ちにさせていただきました(*^^)v ありがとうございました。来年出品させていただく時は、こちらの郵便局で消印をついていただき、透明なセロファンの入れ物に入れて郵送いたします。



 それでは、私の審査結果は以下の通りとなりました。


夢一文字結果


 「OCT大分ケーブルテレコム賞」という特別賞をいただきました!今回、一文字の創作作品を出品させていただくのは、3回目となります。1回目は、「第35回 全国公募 千字文大会」(賞候補特選・特別賞候補)〔http://ameblo.jp/ryuchansyo2/entry-11594531697.html 〕、2回目は、「第6回 一文字書道コンクール」(準特選・特別賞)〔http://ameblo.jp/ryuchansyo2/entry-11610954556.html 〕、そして、今回の出品となります。


 3回とも、特別賞またはそれに準ずる賞をいただきましたので、一文字作品の評判が良いようです。私は、どちらかというと大雑把な性格でして、紙一面雄大に文字が書けますので、一字書が生に合っているのかもしれません。そして、一文字作品を書いている時は、何も考えずに「無」の境地になれますので、特にストレス発散にもなっているようです。


今回の審査は、二次審査まであったようです。上記のはがきにもある通り、最終審査は、東京にて、(公財)書道芸術院理事長 辻本大雲先生が行われたようです。


 今回、表彰式への出席対象となっておりますが、大分県まではとてもとても遠いですので、大変残念ですが、表彰式と展覧会への参加は見送らせていただきます。申し訳ございません。



 それでは、この度は初出品にて不手際等ございましたが、特別賞に入賞させていただき、大変光栄に思います。そして、審査をしていただきました先生方、事務局の皆様をはじめ、関係者の皆様、本当にお世話になりました。これを励みにしまして、益々精進してまいりたいと思います。どうもありがとうございました!



<追伸>

3月7日(金)から、「第50回記念 創玄書道会主催 全国競書大会」の展覧会が開催されます。

http://ameblo.jp/ryuchansyo2/entry-11716538573.html (参考まで)